今日は多くの会社で入社式が行われ、新社会人としてスタートしていきます。その中でスーツは仕事着の基本として昔も今も主流です。もう45年以上お世話になっていますが、最初はシングル、そしてスリーピースを好むようになりました。30代後半よりダブルを着用するようになり、50台からは再びシングルを着るようになってます。年代が進むにつれ体形が変化する人が多いようですが、30代後半より筋トレを続けている成果で、胸囲が10㎝広くなりましたが、胴囲はほぼ変化はないので、10年以上経過したスーツでも問題なく着用できます。ただ最近は新しいものを購入する気分になかなかなりません。そろそろスーツ生活は卒業ですので…。
 海外で最近「リベンジ退職の波がやってくる」という予想が広がっています。役職や待遇、評価に不満を持つ社員が次々に会社を去り、企業に復讐(リベンジ)を果たす。モチベーションが下がり、最低限の仕事しかしない「静かな退職」の次の段階と言えるかもしれません。こうしたトレンドは若年層を中心に一気に広がる傾向があり、経営者にとって頭が痛い問題です。
 道交法の改正による規制緩和で電動キックボードの違反・事故が増えています。昨年7月に施行された道交法では新たに「特定小型電動機付自転車」を規定。16歳以上で最高速度が時速20㎞以下といった条件を満たせば、免許なしで乗れるようになりました。しかし事前に一般的な交通ルールに触れる機会が少ない利用者は増え、事故や違反が急増しています。23年7月~24年6月の1年間で検挙件数は2万5156件に、交通事故は219件に上ってます。これは22年5.3倍です。また下半期の交通事故のうち飲酒運転は全体の17%にも上り、通常の自転車や原付バイクの割合1%と比較して高すぎます。ルールの浸透が待たれます。
 昨日は3月で3回目の夏日を計測するほどの気温でしたが、今日は朝から冷え込み、昼間にかけてどんどん気温が下がり、冬に逆戻りです。昨日は半袖シャツでしたが、今日は厚手の背広を着ています。体調管理も大変です。気温の乱高下に今年も異常気象が続く予感がしてます。杞憂であればよいのですが…。
 シリーズ7回目は『ながやす巧』氏です。私が高校生の時に連載された「愛と誠」は彼の代表作の一つで、夢中になって読みました。最近では「壬生義士伝」を書きあげています。彼はデビュー以来「人がいると気を使ってしまうので集中できない」との理由でアシスタントを全く使わない主義で、背景からすべて自分で筆を入れるという稀有な漫画家です。現在75歳で昨年4月に第53回日本漫画家協会賞と文部科学大臣賞を受賞しています。筆致が大好きな漫画家です。
 シェアハウスとは一つの住所に複数人が共同で暮らす賃貸物件を指します。一般的にはキッチンやリビング、バスルームなどを共有で使用し、プライバシー空間として個室を利用するスタイルです。昔の下宿を思い出します。高1と大学1年の時に経験しましたが、賄い付きの点と風呂が銭湯であることを除いて同じです。当時はプライバシーという感覚はほとんどなかったような気がします。現在は様々な人たちが集う場所として、貴重な存在だと感じるとともに、個人主義が蔓延する昨今ではかえって新鮮な感じがします。
 三方を海に囲まれた島根県松江市の美保関町にある美保神社は、海上安全や漁業の神である事代主神を祀る、恵比寿様の総本宮として名高く、冬の訪れと同時に、ここで『諸手船神事』が行われます。天照大御神に国を譲るように迫られた出雲神・大国主神が船を美保に遣わし、息子の事代主神に意見を訪ねるまでの国譲り神話を再現した神事です。古風な装束の氏子たちが小舟にぎゅうぎゅうに乗り込み、「ヤアヤア」と声くぉあげながら海へ漕ぎ出し、二艘は激しく漕ぎ競ったり、水を掛け合ったりしながら対岸まで三往復します。この神事は毎年12月初めに執り行われています。
 「春のうららの墨田川」から始まるこの歌は、滝廉太郎作曲でよく耳にした歌です。「うららか」は晴れた空やのどかな日差しなど、春の陽気を表す言葉として使われます。暖冬予報が外れて、例年より寒くて長かった今年の冬もようやく終わりを告げ、季節は春へと向かっています。昼の時間も長くなってきました。朝も5時半過ぎには明るくなってます。身体を動かすのに最適な季節の到来です。
 今年の受験もほぼ終了しますが、かつては訪日中国人による「爆買い」が話題になりました。それが現在は「爆入学」なるワードが生まれているそうです。日本学生支援機構によると、2023年の外国人留学生27万9274人のうち、中国人は対前年比約11%増の11万5493人とあります。東大、京大、早慶などの名門大学に多くの入学者を輩出しています。中国国内の教育熱の高まりと子供たちの基礎学力の向上がその背景にあるようです。「生まれは自分で決められないが、勉強すれば人生を変えられる」という価値観が古くからある国だけあります。残念ながら教育分野でも叶いそうにありません。蛇足かもしれませんが、留学生枠で受けているので、日本人学生の入学枠が減ることにはなりません。
 諸説はありますが、イギリスの歴史学者E・H・カー氏が「たら・れば」を多用する論者を未練学派を切り捨てたことに由来するようです。我が国では1990年代に大ブームになった架空戦記があり、太平洋戦争に日本が勝っていたならという小説が流行し、私もよく購入して読みました。確かにあり得ない想定の話ですが、ありえたかもしれない過去を分析することも、学術的には価値があるのではないでしょうか。

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