11/19に厚生労働省が「在職老齢年金制度」の見直しを検討してることが明らかになりました。現在働きながら一定の収入がある高齢者の年金が減額される仕組みが、働く意欲をそいでいるとの指摘があるためです。現在は月50万円を超える収入がある方は、上回る分の半額を支給分から減額されます。しかも減額分は戻ってきません。自分でかけてきた年金ですが、国に没収されるのです。他国にはありえない仕組みです。多分暴動が起こります。フランスでは将来の年金を減らすとしてだけで大規模な暴動が起きてます。この働き損を解消し、働く人を増やすことで人材不測の緩和につながればよいと考えます。
今日は母の誕生日です。92歳になります。母方は長寿の家系です。母は三女です。次女は6年前に89歳で亡くなりましたが、長女は99歳、4女は80歳で存命です。父方の叔父叔母が15年以上前に最高75歳で全員亡くなっているのとは対照的です。最近は老人性認知症が進み、先月は私の名前が出てこない(長男という認識はあるようですが)状況になっています。「家に帰りたい」と泣かれることが多くなり、面会もつらいのですが、親孝行ですので月の見舞いを欠かさぬようにしています。今日は花を贈りました。次の日曜日には面会に行きます。覚えてくれていたら良いのですが。
過日会長職を退いたダイキンの井上礼之氏は「ダイキンには野人多い」と言います。野人とは野性味にあふれていて一匹狼で、上司の言うことを聞かずにやりたいことをやっている社員だそうです。一般企業とは真逆で、ダイキンは性善説に基づいて「出る杭は認める」文化があります。褒めることはあっても罰することは少ないため、自由な発想で積極的に飛び回る社員が多くなり、エンゲージメントも高く離職率は3%台と低くなっています。これもダイキンが世界中で成功している秘訣の一つです。
言わずと知れた空調機器の世界的企業です。「失われた30年」の中で、中国、欧米、インドとほぼ無毛であった地でナンバーワンの売上高を挙げている稀有な日本企業です。そして現在北米でもシェアトップを視野に入れるほど成長を続けており、ダイキンの誇るインバーター技術は世界中に広まりつつあります。日本のエアコンは100%インバーターを採用していますが、高価なため価格的に普及が難しい地域にはその特許技術を開示するという奇策を打ち、ほぼ普及していなかった中国では今やほぼ100%となっています。またインドでは現地工場を作り、関税がかからないことで安価な価格的で提供し、爆発的な売り上げ増となっています。冷房を使う習慣があまりなかった空調不毛の地の欧米では、認知度を高めるため、徹底したどぶ板営業を行い、その売上高はここ20年で7倍に達しています。多くの日本企業が海外企業に敗れて続けている中で、胸のすくような活躍ぶりです。
訪日外国人の増加と相まって15年ころから注目を集め参入する事業者が続出し民泊ですが、新型コロナウイルス禍で宿泊客が急減して撤退が相次いでいました。ところがコロナ禍後にインバウンドが増えだし、宿泊需要が急回復したことから、ブームが再燃し、全国の届け出住宅数は2500件を超え、コロナ前を上回り過去最高となっています。安価な宿泊費に加え、訪日外国人は民泊を利用することに抵抗感が少ないこともブームの一因のようです。
今回は『四面楚歌』の故事成語でも有名な『項羽』をとりあげます。楚の武将で、紀元前3世紀末に秦を滅ぼし一時「西楚の覇王」と号しました。漢の高祖劉邦との戦いはあまりにも有名です。何度も戦に負けた劉邦が「垓下の戦い」でついに項羽を破り、部下にも見放された項羽は烏水の地で自刎しています。享年31歳。個人的には中国史上最強の武将だと思っています。
久しぶりのシリーズ再開です。今回はインド独立の父『ガンジー』です。裕福な家庭に生まれましたが、子供の頃は決して素行や成績が良いわけではありませんでした。18歳で結婚後ロンドンにわたり、勉強して弁護士の資格を取ります。その後南アフリカ共和国で開業。そこで人種差別に遭い、インド人意識に劇的に目覚めたと言われています。1915年インドに帰国して独立運動を推進します。非暴力・不服従運動の中心者で、第二次大戦後の1947年8月には独立を果たしますが、イスラム勢力であるパキスタンに協調する姿勢に反対したヒンドゥー原理主義者により翌年1月に暗殺されました。現在暗殺された場所はガンデイー・スムリテイ博物館として一般公開されています。
久しぶりの再開です。『スターリン』は「鋼鉄の(人)」を意味する筆名で本姓はシュガシヴェリです。グルジア出身でレーニンの死後、トロツキーとの後継者争いを制し、29年間指導者として君臨しました。この間反対者に対する大粛清を行い、国民に数十万以上の犠牲者を出しています。第二次大戦の勝利国として、東欧諸国や中国、朝鮮、ベトナムに共産圏を広げたほか、核武装や宇宙開発など科学技術や工業力の重点化政策を取り、ソ連を大国にしました。1953年の死後フルシチョフによる「スターリン批判」が行われた結果、その評価は大きく分かれ、現在も彼の客観的評価を難しくしています。
今年度のロータリークラブ野球リーグの総決算が本日行われました。7,8月は猛暑のため試合中止、また雨天中止も重なり、今年は最終日にダブルヘッダーを組み、2試合強行となりました。1試合目に勝たないと優勝はないため、気合を入れて臨みました。3回までに4点を取られ劣勢でしたが、4回裏に一挙4点を挙げ同点。5回裏に何と9点を挙げ逆転勝ち。続く第2試合は全勝同士の対決となりましたが、1回裏に4点を先取。その後2点差まで追い上げられましたが、最終回に6点を取り8対3で勝利。本年度優勝となりました。自分がロータリークラブ会長の年に優勝できて感無量です。65歳ですが70歳までは投手を続けるつもりで今後も練習を続けます。
今日は七五三です。ただ一般的な時期であり、地域差も大きく、古くはこの日以外にも様々な日付で行われていました。11月15日の七五三は全国的に定着したのは戦後と言われています。子供が無事に三歳、五歳、七歳を迎えられたことに感謝し、さらなる成長を願う儀式です。徳川綱吉の長男徳松の髪置祝いが旧暦の11月15日に行われたことが由来と伝えられています。恥ずかしながら、自分の子供は長女が三歳の時に写真を撮っただけで、長男にいたっては何もやっていません。