舛添知事の相次ぐ会見が次々と画面に流れ、マスコミもこぞってこの話題を取り上げていますが、知事の何とかこの場を乗り切ろうという姿勢が垣間見えてとても寂しい気持ちになります。つい最近「知事はリーダーだ」と言い切った当人が第三者の手を借りなければ、自分のしたことを公表できないなど世の中の常識とはあまりにかけ離れた答弁に終始しすぎです。「不適切」ではあるが「違法性はない」ので幕引きと考えているのでしょうが、これもまた非常識すぎます。公人しかも1000万都民を代表する知事が「不適切」でも問題はないと考える有権者はごくわずかでしょう。猪瀬前知事の辞任に至る過程も見苦しかったですが、今度の知事もまたかと感じ「不適切」な知事を選んだことに対し、自分たちの「不適切」な判断を反省している都民の方に同情いたします。