英国のEU離脱が決定して世界経済に激震が走っています。世界同時株安、ユーロ・ポンド安、急激な円高となり世界経済に厚い暗雲が垂れ込めています。今後リーマンショック並みの経済不況に進まぬことを祈るしかありません。現在世界経済はかなり連動しており、他国の経済状況が世界中に波及することが少なくありません。遠いヨーロッパのことととらえがちですが、わが国にも深刻な影響を与えそうです。正式離脱は2年後のこととはいえ、今回の離脱決定の選択には驚きと同時に落胆も感じてます。国内に目を向けても消費税の再延期により社会保障財源が確保できないため、財政赤字が膨らむこととなり健全財政からは程遠いこととなるでしょう。問題の先送りばかりで、未来を背負う次世代の負担は重くなるばかりです。暗雲を吹き飛ばすような明るいニュースは入ってこないのでしょうか。