選挙権

 参議院議員選挙が近づいています。72年ぶりの選挙法改正で新たに18歳以上の方にも選挙権が拡大されることが注目されています。しかし昨今の投票率の低さに言及しているマスコミがほとんどないことに違和感を覚えます。地方選挙では40%を切ることもしばしばで、国政選挙ですらめったに60%を超えない体たらくです。二人に一人の人が選挙権を放棄していることを、もっと声高に喧伝すべきだと思います。選挙は我々の代表者を選ぶ唯一の機会であり、また我々の声を政治に直接届かせる唯一の機会でもあるのですから、このことを放棄することは大きな問題であるはずです。もっと国全体で投票率アップに向けて行動すべきだと考えます。「私の1票で政治がどう変わるわけではない」と無力感を訴えて投票に行かない人が多いですが、「我々は微力ではあるが無力ではない」のです。微力が積み重なって大きな力となるのですから、是非自ら行動すべきです。選挙に行きましょう!投票しましょう!!微力でも自分の意見を政治に反映させましょう!!! 我々は決して無力ではないのですから。