昨日プロボクシングの山中選手がV11を成し遂げ、また長谷川穂積選手が3階級を制覇する偉業を成し遂げました。お二人の言葉では言い表せないほどの日頃の努力が見事結実したことに敬意を表します。ところでスポーツ界ではプロになれる人はほんのわずかな人だけです。またプロになっても生計を立てられる人はその中の一握りであることを鑑みると、本当に大変な世界であると感じます。プロ野球選手にサッカー選手、ゴルファーにボクサーや相撲力士、また競輪選手や競馬の騎手など人の何十倍もの練習をしてプロになれても成功する人より、そうではない人の方が圧倒的に多い現実があります。さらに選手生活はとても短く、またその後の生活は何ら保障されていないのです。そんな厳しい世界ですが、プロに憧れ、そこを目指して努力を続けている若者がたくさんいます。現実はどうであれ夢を追い続けられるのは若者の特権ですから、ぜひ頑張ってほしいと応援すると同時に、プロの大変さにただただ頭が下がるばかりです。