文科省の天下りあっせんが発覚して事務次官の辞任にまで発展してしまいました。2008年の改正国家公務員法施行で、天下り規制が強化されたにもかかわらず、その直後に抜け穴を見つけて今回のような事態となっているとのことです。おそらく氷山の一角なのでしょうね。また天下りはあらゆる省庁に蔓延っているのかもしれません。地方公務員もしかりです。警察官や学校職員でも署長や校長クラスが関連した各種委員会や関連民間企業の嘱託や役員に天下っている(紹介されたというでしょうが)例は、知り合いにもたくさんいますし、よく見受けられます。まあ一種の既得権益ですから、自分の代で手放す人は少なくないでしょうね。ということは残念ながら天下りはいつまでも続くのでしょう。憤懣やるかたなき人の方が圧倒的に多い中でも、納得のいかない様々な既得権益がこの世に広く蔓延していることに強い憤りを感じます。