校舎を出て車に乗るまでの間に息が白い事とオリオン座を確認するのが日課です。
昔は冬になると息が白いことは確認してました。
特に意味がある訳ではないのですが、癖のようなものです。
白い息を確認しながら歩くため冬場は転んだり、何かにぶつかったりをよくしています。
ただ、一昨年からは息だけではなくオリオン座も確認するようにしてます。
なぜなら、来年あたりにオリオン座は消えてしまうらしいのです。
オリオン座の中にあるベテルギウスという星がすでに爆発していて、
今届いている光はずぅっと昔の、爆発する前の光なのです。
この話を一昨年知り、そこから本当だろうか?今日もあるのだろうか?と確認しています。
毎年、冬になると見えるオリオン座が見えなくなるなんて思ったこともありませんでした。
いつかオリオン座が本当に見えなくなる日が来きたらと考えると
なんだか不思議な気分です。
そして、唯一わかる星座だったのでなんだか悲しくもあります。
今日も帰り、車に乗るまでの短い時間ですがオリオン座と白い息を確認して帰ります。
公津の杜校舎 小川