世界はほとんどが民主主義国家ですから、その体をなしている国はほとんどのことが多数決の原理で物事が決まっていきます。その際に必ず賛否両論が存在します。人の考え方は千差万別なので当然の帰結ですが、ネガテイブな点をあぶり出し、そこだけを強調することで否決の方向に向かせようとする風潮を最近強く感じるのは私だけでしょうか。理想論かもしれませんが、大局的な見地に立って物事を考え、まず何が全体最適になるかを優先的に考え、もしネガテイブな側面があれば、それを理由に否定するのではなく、どうすればそれを解決する方向に持っていけるかを検討するべきではないでしょうか。他国の選挙しかり、わが国の国会しかり、また様々な企業(お役所はその最たるものかもしれませんが)でもいえることだと思います。賛否両論が大局的見地からの議論であれば喧々諤々であっても大歓迎なのですが……。うーん、難しいかなあ……。