月光仮面

 1958年の今日、日本初のヒーロー番組の『月光仮面』が始まったのだそうです。当時私もまだ生まれていませんでしたし、実際に見たことはありません。昔を懐かしむ番組で何度か見たことがあるので何となく知っている程度ですが、主題歌は何故か歌詞もメロデイーもすぐ出てくるのです。「どこのだれかは知らないけれど、誰もがみんな知っている 月光仮面のおじさんは正義の味方だ良い人だ 疾風のように現れて 疾風のように去っていく 月光仮面は誰でしょう 月光仮面は誰でしょう」この歌詞を綴っている際も思わず口ずさんでしまい、白馬にまたがった月光仮面が登場する場面が鮮やかに脳裏に浮かびます。幼心に強烈な思い出となっているのでしょうね。この番組は私の世代ではなく、まさに団塊の世代に「ストライク!」というところでしょう。その団塊の世代も70歳代に突入しています。「戦争を知らない子供たち」「今の若者は…」と言われた世代も高齢化の真っただ中に入っていく現状にもつい想いを寄せてしまいます。 「月光仮面のおじさん、助けて!」