信頼、信用、信義など「信」を構築するには長い時間がかかり、かつとても難しいのに対して、無くすのはあっという間であることはご承知と思います。学校でも会社内でも、いえ、どこでも同じでしょう。自分もここまでたくさんの方々とお付き合いをしていますが、他から尊敬されている人、認められる人に共通していることは「信」があることです。具体的に言うと「時間を守る」「期日を守る」「言ったことは必ず実行する」などが挙げられます。当たり前のことですが、このことができる人は本当に少ないです。残念ながら社内でも、社外でもほとんどであったことはありません。また他から「この人はすごい」と思わせることができる人の共通項です。しかも仕事ではなくボランティアでもです。まあ仕事でできない人がボランティアでできるわけもないのですが、見事に両立しています。手前味噌かもしれませんが、自分も様々な組織で数多くの役職をボランティアでこなしてきた過程で、他からそれなりに認められたようです。その結果、前述のような方々とも親交があります。同タイプということもありとても波長が合い、若輩者ではありますが親しくお付き合いさせていただいています。それがとても楽しく元気を分けてもらっています。最近は年齢的に後輩が多くなり、頼られ慕われることも少なくないのですが、その「信」を失うことがなきよう日頃の言動には充分注意を払っています。社員にも「なかなかできなくて…」と相談されますが、要は自分に負けなければ必ずできるはずだと思うのですが……。