昨日は彼岸ということもあり、朝一番で妻と墓参りに行きました。9時の開門に合わせて五分過ぎに到着したにもかかわらず、すでに数十人の方が来ていました。おそらく相当な墓参客がこの時期に見えるのでしょう。渋滞を防ぐために交通整理の方を10人以上配置して、一方通行の誘導をしていました。また大きな駐車場を用意したり、駐車すると通行が難しい道は進入禁止にするなど受け入れる側も準備が大変だなあと感じました。日本は無宗教と言われますが、お葬式は何らかの宗教で行われることがほとんどです。新しくお墓を建ててお骨を入れる人も少なくありません。昔とは多少形式は変わっているのかもしれませんが、彼岸に墓参に行くという習慣は今後も続いていくのでしょうね。宗教的なものとしてよりも故人を偲ぶ機会としてとらえているのかもしれません。私も墓参の際には日頃は全く思い出さない父のことを思い出し、色々と父に話しかけています。そして帰り際にはいつも「じゃあ、親父、また来るな」と言っています。もちろん心の中でですが。