この題名はテラ・ルネッサンス創設者の鬼丸氏の講演で語る言葉の一つです。この言葉を7年ほど前に聞いたときまさにその通りだと共感しました。しかし世の中には始める前から「どうせ無理だから」とすぐに諦めてしまう人が本当に多いと感じています。努力をする前に無駄だと勝手に判断して、その努力すら惜しむのはどうなのでしょう。それぞれの経験からそう感じているのかもしれませんが、本当に『努力』をしたのでしょうか。私の師の一人である稲森和夫氏は経営者は「誰にも負けない努力」をしなければだめだと言います。そこまでいかなくとも努力を無力に等しいと考えることには反対です。小さな努力を積み重ねるからこそ大きな結果に繋がるのであって、小さな努力、一つ一つが微力であったとしても、それは決して無力ではありません。微力が積み重なって大きな力となるのです。微力を無力と勘違いせずに小さな努力を黙々と積み重ねていくことが肝要だと考えます。今日3か月ぶりに鬼丸氏と会議で再会して、題名に挙げた言葉を思い出して綴らせてもらいました。
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