今振り返ると若い頃は自分のことで手一杯のため他の人のことまで考える余裕がなかったように思います。結婚して家庭を作り、子供が出来て子育てで精一杯だったかもしれません。それはそれで致し方ないとは思いますが、徳を積む大切さを教わっていたら、もっとより早く人生に向き合う姿勢が出来ていたのではないかとも感じています。徳は他人だけではなく、親孝行でも積むことは可能ですし、ボランティア活動や寄付を行うことも入るでしょう。人は自分に入るものは軽く感じ、出すものには重く、また勿体無い気持ちを持つ方が少なくないと感じてます。財力があっても寄付などに快く、しかも笑顔で出してくれる方は多くありません。どうせ寄付するのなら気持ちよく出せば、受け取る方も気持ちよく受け取ることができるのにと、傍目から見ていて感じる時がままあります。本心はどうであれ、笑顔で対応することが徳に繋がると考えます。私は始めるのは決して早くはありませんでしたが、残る人生でできるだけ徳を積み、魂を浄化して旅立ちたいと考えています。