43年前の今日は私にとって、忘れることの出来ない1日です。この日は家庭から一人離れて札幌市の高校を受験できる叔母さんの家に旅立った日です。その当時は苫小牧市に住んでいました。学年上位の成績だった私は、市内の高校では有名大学進学を考えた時に、進学実績を見てもレベル的に不利だと悟り、札幌市の優秀な高校に進学を希望していました。しかし、学区外のため受験出来ないので、父親に学区内にある叔母さんの家にお世話になって、転校して受験したいと頼みました。中三になった四月の時です。父親からは何を考えているのだと一笑に付されたため、諦めていたのですが、八月半ばにいきなり叔母さんには話をつけてあるから明日にでも行けと言われたのです。青天の霹靂でしたが、嬉しい気持ちで一杯でした。すぐに準備して43年前の今日に札幌市の近郊にある江別市の叔母さんの家に向かったのです。
to be continued