選挙戦も終盤に差しかかりましたが、盛り上がりに欠けている感じがします。与野党の争点のずれや自分たちの論理展開に有利な数字だけを強調する手法にはうんざりしている国民も少なくないと思います。私もその一人で、『実感がない』と盛んに野党は訴えますが、アベノミクスへの具体的対案も示さず、このような抽象的な感情論を唱えてどうするのだと感じています。批判だけなら誰にでも言えると嘆息してしまいます。与党は与党で上昇した数字ばかりを取り上げ、自分たちの実績を強調していますが、健全な財政回復への道筋は相変わらず不透明なままです。投票日には台風の影響で大雨になる可能性も高く、ますます投票率が下がるのではと懸念するのは私だけでしょうか。