沖縄は大好きな場所の一つなので10回以上訪問したことがあります。海が抜群にきれいなのが理由の一つです。避寒地としても良いですし、梅雨の明けた6月末から7月にかけてギラギラした太陽の光を浴びるのも良いですね。ただ景色は抜群なのですが沖縄の食べ物は残念ながら自分の嗜好に少し合いません。ゴーヤにそーきそば、ヤギ汁やラフテーなど有名な沖縄料理はあるのですが、私の嗜好にはずれているようで積極的に食せません。道産子である私には沖縄は気候が全く違うので少々合わないのは致し方ないのかもしれませんね。一方双方に共通しているのは、本州の人を「内地の人」と呼ぶ点です。郷土意識が強いのか、同じ日本人ですが少し一線を画して見るところがあるのかもしれません。実際自分も上京するまではそのような感情がありましたね。薩摩藩の支配や明治政府以降の統治、戦後の米軍占領など不幸な歴史を持っている沖縄と先住民族のアイヌ人は迫害され、明治以降に日本各地から半分強制的に入植させられた人達が言葉では言い尽くせないほどの苦労をして開拓した北海道は、「内地の人」に対する特別な想いがDNAとなって残っているのかもしれません。沖縄の人と話をするたびに(特に年配の方々ですが)、そのような想いを感じずにいられません。