最近読んだ本のお話など。
私は本を作家買いしてしまうので、気に入った作家さんの本はひととおり読んでしまいます。
ここ数年、大好きな作家さんの1人が高田郁さん。以前こちらのブログでも書いた、みをつくし料理帖の作者さんです。まだ完結していないから我慢・・・、と手を出していなかったシリーズ。友人に強く薦められて、ついに読みはじめてしまいました。
「あきない世傳 金と銀」
江戸時代の大阪で、主人公の幸という少女が、さまざまな事情から呉服商に奉公に出され、やがて困難を乗り越え成長していく過程が描かれています。辛い思いも、苦労もたくさんしている幸が、それでも決してあきらめず、明るく健気に生きていく姿に励まされますし、自分だったらどうするかなぁと考えながら読んでいます。続きが気になるシリーズです。現在4冊目まで刊行されています。オススメです!
坂上