「若者の車離れ」「若者の音楽離れ」など『若者の○○離れ』といった言葉を耳にすることがありますが、果たして本当なのでしょうか?単に自動車業界や音楽業界が自分達目線で感想的に述べているような気もします。前者では車のシェアを始め車を所有しなくても不便を感じない地域も増えました。また後者ではYouTubuを使えば無料で音楽を楽しめますし、レンタルが普及しいている昨今ではCDを購入する必要性が薄れています。しかしコンサートの動員数はかなり増加していますから、音楽離れという論理は成り立ちません。こうした若者の風潮を捕まえることのない論調では、むしろ自分たちが若者離れをしているのではと感じます。「今の若いものは…」という一方的な観点では時代の流れの取り残されるばかりだと思います。自戒を含めてですが…。