毎回書いてる気がする校舎のお花シリーズ第3弾(?)
この冬も、シャコバサボテンが咲きました。株分けして、今は3鉢。
摘心するとついもったいなくて、挿し木して増やしてしまいます。
オレンジのお花は、この冬ようやく咲いてくれたリーガースベゴニアです。
他の校舎で枯れてしまって、廃棄されかけていたときに、いくつか枝を切って持ってきて、校舎でさし芽しました。
さし芽した時期が悪く、成功率が低かったのですが、1本だけ元気に育ってくれまして、こうしてきれいに咲いてくれました。八重咲がバラみたいでとってもかわいいです。まだまだ蕾がついているので、これからも楽しませてくれそうです。
植物は、枝を切ってきて、土に植えると(もちろん全てではないですが・・・)また根や芽が出てきて、大きくなりますよね。いわゆる、クローンが簡単出来てしまうわけです。こうした、細胞が個体を形成するあらゆる種類の細胞に分化できることを分化全能性といいます。一方動物では、これは簡単なことではありません。(例えば皮膚の細胞を土に植えてそれが人間になったりしない。)学生時代に生物を勉強して、その事実を再認識したときのちょっとした感動は、未だに忘れられません。植物すごい。
もっとも、最近ではiPS細胞などの研究や臨床実験が始まっていますから、近い将来、動物でも可能になるのかもしれません。
NPS東金スクール 坂上