最近 『 残念な言動 』 をする人を見かけることが多く忸怩たる気持ちになります。未熟な子供達ならば致し方ないのですが、いい年をした大人が、まさに大人げない言動に走る姿には未熟という言葉だけでは片付けられないのではと感じます。 『 残念な言動 』 の代表的なものとして、「自分はこんなに頑張っているのに周りはそれを認めてくれない」 「誰も自分の苦労など理解してくれない」 と言って、周りを責めたり、自己を正当化する主張を続けたり、果ては自分の仕事を放り投げるなど無責任極まる行為に走るということが挙げられます。私はこのような論理は持ち合わせていないので全く理解できません。前者は頑張っていないから周りは認めてくれないのでしょう。大体「頑張っている」というのは自分ではなく 他人が評価・判断すべきことのはずです。自分に一番甘い本人が 「自分は頑張っている」 とは何を言っているのでしょう。後者にいたっては「ではあなたは他人の苦労を理解しているのか」 と聞き返したいですね。このような人に共通するのは、自分中心であり、自分一番主義とも言えます。うまく いかないことは他人や時勢のせいにして責任回避をします。従って結果を出せません。大人は結果を出すことが何より要求されるのにもかかわらず…。これではいつになっても誰も認めてくれるはずがありませんね。自分が自分がと考えるのではなく、常に自己反省する姿勢が不可欠だと考えます。
