誰しも老いには勝てず老眼になります。小さい字が見えずらくなり、暗い所では字を読むことがきつくなります。夜は白色電灯下でなければよく見えません。私は中学生までは視力1.5と良かったのですが、高校時代に近視となり眼鏡が必要になりました。その後25歳頃に雨天時のゴルフで、メガネが水滴で見えずらくなることからコンタクトレンズに変えました。乱視も入っていたためハードレンズで、最初装着した時はゴロゴロ感があり痛くて30分も付けていられなかった記憶があります。それから40代後半まで同じ度数のコンタクトをつけていたのですが、野球の投手を始めて3年経った頃でしょうか、捕手のサインが見えづらくなったので、コンタクトの度数を上げてもらいました。その際担当者は私の年齢を聞いて少し考えていたので、「老眼ですか?私はまだ老眼にはなっていないですよ」と応じたところ、「度数を変えると老眼が進むことがある」と言われました。そんなことは聞いたこたことがないと内心馬鹿にして「大丈夫ですから、変えてください」と度数を上げてもらいました。確かに遠くは良く見えるようになったのですが、担当者の言ったように老眼が一気に進み、近くが見えずらくなったのです。慌ててコンタクトを元に戻しましたがもはや手遅れ。プロの言うことを聞かなかったツケです。こうして老眼になってしまいました。しかし、レンズを外すと近視は変わらないため遠くは見えないのですが、近視の焦点距離が老眼の焦点距離と相殺されて、何と近くの物がとてもはっきり見えるのです。小さい字も全く平気ですから本当に驚きです。まさに老眼の副産物?ですね。