人は自分が一番可愛いので、他から自己の行動を咎められると、自己保全のために『言い訳』をします。それによって自分の非を正当化しようとします。たいていの人はそれで自分に非はないと考えます。卑近な例として約束の刻限が過ぎようとしても、目の前に仕事や用事があるとそちらを優先して、一言その旨を連絡すれば事足りるはずなのに、「自分は忙しいのだから連絡できないのは仕方のないことだ」と自己解釈して連絡を入れないということが挙げられます。仕事の納期を守れない人に関して同様なことが言えるのではないでしょうか。「自分は悪くない」と考える典型的なパターンでしょう。また手に負えないのは自分に非があることを認識していたとしても『言い訳』をする人ですね。私は若い頃は上記に分類される未熟者でしたが、最近は仕事に関して『言い訳』はほぼしません。ただ家庭ではあまり実践できていないのは、身内への甘えなのでしょうね。あ、これも『言い訳』かも…。