最近とみに感じることに、もし会社経営という狭い範囲だけで満足して、他団体など別の社会に関連することを忌避していたなら、今の自分はなかったですし、様々な人と出会うこともない「井の中の蛙」であったでしょう。つまり『邂逅』とは縁遠い人物だったことです。でもおかげさまで、それなりの年になってからも多くの知己に恵まれ、業種を超えて心を許せる友もたくさん得ることができました。彼らとの出会いはまさに『邂逅』です。45歳を過ぎて親友がたくさんできることなど普段の生活だけでは絶対不可能です。このことを倫理法人会、稲盛和夫氏主催の盛和塾、ロータリークラブ、そしてよっぽどの縁で自ら立ち上げたテラ・ルネッサンスを通じて学ぶことができました。まさに『邂逅』です。出会いは偶然のようで実は必然なのだと思えるようになりました。今後も多くの『邂逅』を経験することでしょうが、「魂を磨く」ためにも進んで受け入れる所存です。