味覚の最終回です。自分が和食党であることは何度か綴っていますが、ご飯の味に目覚めたのは30代後半です。目覚めたというのは少し大げさですが、あまり気にしていなかったのが同じお米でも味が全然違うことに気づいたのです。当時まだ小さかった子供たちを連れて、新潟県のスキー場に行ったときに泊まった民宿で出た魚沼産のご飯の美味しさに本当にびっくりしました。ご飯だけで食べられるほど甘くて深い味がするのです。また最近では高性能かつ高額電気炊飯器で炊くごはんもお米の味がはっきり出ます。南魚沼産や北海道産のユメピリカ、千葉県の多古米など美味しいお米がたくさんあります。日頃あまりお米を食さない妻も「本当に美味しいね」というほどです。世界文化ともなった和食の根幹である『米』を世界中にもっと広げてほしいとともに、国内の米消費量がもっと増えてしかるべきだと思います。皆さん、お米をどんどん食べましょう!!