今月16日に西城秀樹さんがお亡くなりになられました。私たちの世代では代表的なスターでしたから、63歳という早すぎる死に驚きました。表題にあるように「秀樹、感激!」というフレーズは今で言う流行語でした。また彼が60歳になった時に「秀樹、還暦!」と言った言葉にも共感を抱いたものです。人の一生はその長さではありませんが、亡くなってからその人がどう評価されていたかが分かることが多いのではないでしょうか。毎年いろいろな人が鬼籍に入りますが、いつも以上に多くの人が西城氏を評価して故人を偲んだ姿に惜しい人を亡くしたと感じた方も少なくないことと推察します。私が尊敬する稲盛和夫氏や多くの先達者が「人はどう生きたか」が人生の大きな目標であると説いていますが同感です。「見事な死に方をした人は見事な生き方をした人である」という倫理研究所創始者である丸山敏雄氏の言葉にも相通じると思います。利他の精神を忘れずに、寿命という宿命がいつ終わりとなっても見事な生き方を日々実践しようと再認識した次第です。