入梅

!今、「梅雨入り」と入力しようとしたら、1番最初に「入梅」と変換されました。素敵。きれいな言葉です。そのまま使うことにしました。

 

さて、定期テスト期間中の中学3年生のなかには、昨年、2年生のときの最後に習った「天気」分野も出題されてしまう子もいます。昨日は、校舎でそんな生徒さんたちの対応をしていて、「停滞前線、特に梅雨の時期の前線は梅雨前線という」という内容を説明していたところ、「何で梅雨っていうの?」と質問を受けました。

 

もちろん、今は梅の果実の時期ですから、そのように伝えました。しかし、その後、ふと疑問に思いました。何で「梅雨」は「つゆ」って読むのでしょうか。

 

気になって色々調べてみました。

まず驚いたのは、梅の季節の長雨だから「梅雨」、以外にも説があったことです。

この季節、湿度が高く、黴(かび)が発生しやすいことから「黴雨(ばいう)」といい、黴では語感が悪いので、季節的に梅の字をあてたという説があるんだそうです。知らなかった・・・。

 

「つゆ」とよむ理由も諸説あり、はっきりしていないそうですが、「露」からと考える説が有力らしいです。その他、梅の実が熟して潰れる時期だから「潰ゆ(つゆ)」とする説もあるそうです。勉強になりました!

 

今週末~来週にかけて、台風も近づいているようですね。大きな災害にならないことを祈るばかりです。

 

坂上