子供の頃からの読書が好きでした。父がおそらく出入りの業者に子供の教育に良いとでも言われて買わされたのだと思いますが、書棚が一杯になるほどの外国小説集が家に届いたのは小学校3年生頃だと記憶しています。おかげでアンデルセンやグリム、イソップの童話から『小公子』『小公女』『アンクルトムの小屋』『15少年漂流記』『ロビンソンクルーソ』といった小説まで小学生のうちに読破しています。お気に入りはスイフトの『ガリバー旅行記』です。今は世界史の教師でもあるので、作者がイギリスルネッサンスを代表する作家で独特の世界観をこの作品で著したことを知っていますが、当時は主人公の未知なる世界での冒険に心を躍らせました。小学校高学年から中学時代は森鴎外・夏目漱石・芥川龍之介などの日本文学を中心に読みました。高校時代は横溝正史シリーズとまたまた父が購入してきた世界文学集を仕方なく読破しました。前者は金田一耕介による猟奇的殺人事件を解決する推理小説、後者は『誰がために鐘が鳴る』『戦争と平和』『罪と罰』『白鯨』など高度で難解な小説でした。後者は少し敷居が高かったと感じています。大学生以降は他のことに関心が向かったせいで読書はご無沙汰でしたが、起業してからは経済・経営に関する知識をつけるため、週刊日経ビジネスと隔週のプレジデントと日経トップリーダー、千葉銀行とTKC発刊の月刊小冊子を2冊と計8冊を現在に至るまで毎日読んでます。毎日読まないと読み終わらないからです。芥川賞受賞作品などにも進出したいのですが、時間を作ることができず断念しています。一方新聞も4時起きでも毎朝30分は読みます。また昔から今も知的好奇心がとても強いので、興味を持ったことはすぐにインターネットで調べますので、毎日かなりの時間を活字を追うことに費やしています。限られた時間を有効に使うため晩酌をしながら、入浴しながらの読書であり、就寝前の5~10分も無駄にせず本をベッドに持ち込んで、読んでいるうちに眠ってしまうこともしばしばです。よく妻に怒られます。ところで電車通勤ならもっと読書量が増えるのにと思います。車を運転している時間が勿体ないと最近感じています。