先日、夕方東金校舎に到着したら、校舎の自転車置き場に鳥がいました。見てすぐ、『カワセミ』と気付きました。すごく綺麗な羽の色でびっくりです。
こんなに近付いても一向に動かないし、目も閉じてるし・・・ひょっとして死んじゃってるかと思いましたが、ちゃんと呼吸していました。しかし、全く飛ぼうとせず、動く気配も無し。ぱっちりと目を開けてじっと見つめてきます。か、可愛い・・・。我慢できず、頭を撫でてから写真をぱちり。(良く見ると、『なに見てんだよ』と睨んでいるようにも見える・・・触ってごめんなさい。)
動かないのは、どこか怪我してるのか、具合が悪いのかと近くの動物病院に電話したりして対応を相談しました。近くの動物病院では鳥は見られないとのことでしたが、鳥専門の獣医さんを紹介してくださったりして大変親切な方々でした。どうもありがとうございました!すると、よっぽど酷い外傷を負ってない限り、日陰とか、ある程度安全な場所に動かして様子を見てあげてくださいと言われました。たまにガラスとかにぶつかって、脳震盪を起こして動けなくなってしまう鳥もいるんだそうです。雛鳥だったら、飛行訓練中に休んでいることもあるとか。野生のことですから、可哀想でも見守ってあげてくださいとのこと。野鳥は保護法もありますし、飼ったりしたらダメですもんね。
その後、3時間くらいじっとして、ふと外を見たら姿がありませんでした。心配していた生徒たちと、良かったねと言いあいました。一安心!
ところで、タイトルの英単語は、「カワセミ」です。川に飛び込んで、餌をとらえるカワセミ。言われてみればたしかに「kingfisher」!
「カワセミ」=「kingfisher」ということは、大好きな歌手の曲のタイトルに使われていたことがあって、その時に覚えました。 はじめてこの単語を見たときは正直、「釣人の王様…?って何?」と思ったものでした(^_^;)
日本では音の当て字で「川蝉」としたり、羽の色からずばり「翡翠」と表記したりするそうです。
カワセミ、現在はレッドデータブックに載っている地域もあるようです。こんな街中にもいるんですね。思わぬ野鳥観察が出来た日でした。
東金 坂上