日本では「桶をひっくり返したような土砂降り」という表現がありますが、めったに遭遇することはありませんし、短時間で止み再び晴れることはほとんどありません。ところが熱帯地方では短時間に猛烈な豪雨が襲う『スコール』を否応なく年中経験します。私はタイで何度か遭遇しました。本当に猛烈な雨であっという間に道路は水浸し、5m走るだけでびしょ濡れになりました。でも小1時間ほどで止み、再びギラギラした太陽と猛暑が襲ってきたのです。空が暗くなり激しい雷鳴が轟いたにもかかわらず、さっと通り過ぎる様には感銘を覚えたほどでした。ゴルフの最中にも一度経験しました。その時も20分程で止みましたがゴルフバッグの中が水浸しになり、逆さにするとかなりの水が滴り落ちました。熱帯地方特有の『スコール』ですが、雨に濡れるのが大嫌いな私はタイにいるときは、空模様を結構チェックして泣き出しそうなときにはホテルでゆっくりすることにしています。