「氷上の格闘技」と言われるアイスホッケーですが、雪国でスケートの盛んな地域で育った方でないと縁遠いスポーツでしょう。私はスキーは未就学児の頃からやっていましたが、スケートは苫小牧市に住んで初めて経験しました。小6の時です。北海道でも帯広と釧路、そして苫小牧がスケートのメッカです。王子製紙や岩倉組(現在は廃部)、雪印に十条製紙といった強豪チームが冬になると北海道を主戦場として日本リーグを戦っていました。苫小牧市にもアイスホッケー場があって地元の王子製紙を応援しに行ったものです。今も中学や高校には部活動もあるほど人気のあるスポーツです。当時冬の間は、自分を含めた子供達は学校から帰ると毎日のようにステック(パックを打つ棒)を使い、空き地でパック(球のこと)を追いかけて遊びました。肘打ちや体当たりが許されている格闘技系のスポーツなので、多少のけがは日常茶飯事で、喧嘩もしょっちゅうでした。アメリカでは3大スポーツの一つで、野球より人気があります。でも残念ながら日本ではマイナーな競技かもしれません。ところで理由は分かりませんが、私はアイスホッケーだけは左利きです。