実家でまず始めたのは福武書店(現在の進研ゼミ)の添削者でした。いわゆる「赤ペン先生」です。1枚を1時間以上かけて添削して250円ほどでした。慣れてからはもう少し早く添削できるようになりましたが、自分の空いている時間にできるメリットはあったものの、決して効率の良いバイトではありませんでした。同時に行ったのはパチンコ屋のホール係です。短期では受け付けてくれないので浪人生と偽って採用してもらったのです。早番と遅番がありましたが、一日8時間勤務で結構重労働でした。一緒に働く人たちは、ほとんどが年配者でしたので、ずいぶんと可愛がってもらいましたし、それなりに世の中の仕組みも勉強させてもらいましたが、9月下旬に大学が始まるので、足を骨折したことにして辞めたのです。再び東京でアルバイトを探すことになりました。To be continued.