先週の土曜日に今年の8月23日に綴った『大谷徹奘』氏の講話を7年ぶりに妻と一緒に聞いてきました。若くして薬師寺の執事となり、昨年より副執事長職を務めています。その説法の迫力は衰えるどころか、さらに磨きがかかったように感じました。話術が巧みであるだけではなく、人としての正しい生き方をする、考え方を持つことが『幸福の条件』であるという点は、本当に共感できます。「よっぽどの縁」で出会った多くの人たちとの関係を、私的感情でなくしてしまうことの愚かさを改めて教えてくれます。まず相手ではなく自分がどうなのかという問いを常に持ち続けることが大切だという意見もまさに正論です。決して簡単ではありませんが、行動に移そうと心に決めた次第です。