蜜柑と並んで冬の果物の林檎ですが、子供の頃は味は好きなのにシャリシャリする食感が苦手で食べられませんでした。黒板にチョークでキーいう音をたてると嫌がる人がいますが、自分には林檎の食感がそれと同じでした。大袈裟ではなくかじった時に鳴る音でいつも鳥肌が立ちましたから。でも味は好きなので、病人でもないのに摩り下ろして食べたり、ジュースにしてもらったりしていました。味は悪くなりましたが少々古くなって柔らかくなり、シャリシャリする音が出なくなった林檎を食べたこともありました。今は音に対する嫌悪感はそれほどなくなったので食べられますが、やはりトラウマもあるため好んで食べません。