今年の大河ドラマは久しぶりに昭和にスポットを当てた『韋駄天』です。日本における「マラソンの父」と呼ばれる金栗四三氏と東京オリンピック招致に尽力した田畑政治氏の二人を主人公とした内容です。また金栗氏は正月恒例の箱根駅伝の創始者でもあるため、箱根駅伝の最優秀選手賞には『金栗四三杯』が贈られます。今年は逆転に次ぐ逆転で東海大学が初優勝しましたが、仲間がつないできたタスキを懸命に次の走者に全力で渡し、あまりの疲労にその場に倒れ込む姿には毎回感動を覚えずにはいられません。『韋駄天』は来年開催される東京オリンピックへの架け橋になるような番組なので、どんな展開になるのかとても楽しみです。