東日本を襲った大震災から8年の月日が過ぎました。毎年思い出します。当時の映像を目にすると、被災された方やご家族の無念さが思いやられ、つい涙してしまいます。また、全世界から義援金や励ましのメッセージ、救難活動にあたられた方々の多さに有り難いという言葉しかでてきません。その後も九州や広島、北海道でも自然災害で命を落とされた方々がたくさんいらっしゃいます。日本は災害の多い国です。昔から日本人を苦しめてきたようです。そのせいか、日本人は自然をありのままにうけいれるという姿勢が身についているらしいです。しかし、どのような考え方をしようとも、肉親や知人を亡くした悲しみは消えるものではないはずです。ある国のTVレポーターが、泣き叫んだり取り乱すことなく前進しようとする被災者の姿に感銘を受けたと感想を述べていましたが、人目につかないところでどれほど号泣されていたかしれません。人前ではみっともない姿を晒したくないという国民性がそうさせるかもしれませんが、悲しみは万国共通ですから。