当時は憧れだった車 愛車その1

 私の世代の男性は大学生になったら運転免許を取得して、出来るだけ早く車を買うという流れと希望がありました。当時はツインカムやターボエンジンなど速い車が流行り出した時で、メーカー各社がデザインや性能を競っていた時代でもあり、新車が飛ぶように売れていた時代でした。大学生の我々には新車は無理でしたが、アルバイトで貯めたお金や親からの援助で中古車からスタートしたものです。私も同様で大学4年の10月にアルバイト貯めたお金を頭金にして、トヨタのカリーナをローンで購入しました。5年落ちの中古車でしたが60万円ほどしたことを覚えています。免許を取ってひと月もたっていませんでしたが、とにかく車が欲しくてたまらず、友人の車を借りて朝から中古車センターをはしごして見つけました。松戸からスタートして最終的に購入したのは何と茨城県の筑波学園都市でしたから、60km以上は探したことになります。この話には落ちがあって、17時までに借りた車を返す約束だったため、帰路筑波学園都市の二車線の道路をブッ飛ばしていたら、警察に速度オーバーで捕まってしまい、30km以上超過していたので、多額の罰金を食らってしまったのです。若気の至りというか、本当に愚か者ですね…。最初の愛車は…。To be continued.