当時は憧れだった車 最終回

 車道楽を続けた私ですが、3年前にアメリカで電気自動車のテスラの紹介の記事を見て、悪い虫が再び目を覚ましました。当時国内に100台ほどしか走っていない稀有な車に惹かれ、横浜にしか販売店がないため電話して試乗を自宅でできるとあったため、すぐに申込み乗らせてもらいました。すさまじい加速と車の概念を根底から覆す未来的装置に感動しました。この「走るコンピューター」にすっかり魅せられ、納車が1年後にも拘らず、即契約してしまいました。エンジンがないのでキーもなし。ガソリンは不要で電気の充電だけ。ガソリンスタンドに行く必要がないだけでも、充分ストレスが解消されました。ただハンドルの遊びが少ないため、ゴーカートのようにキュッと曲がるので通常のハンドル操作とはかなり異なり少し怖いです。充電する場所も少ないため遠出もできないし、今でも乗ることは週に1,2回ほどもっぱら近距離で利用しています。故に利便性は著しく劣ります。全く自己満足の世界ですね。しばらく車を変えることはないでしょうが、最近軽自動車もいいなと感じる自分がいます。何といっても駐車が楽ですから…。これも老いの一種かもしれません…。でも車に憧れる気持ちはまだまだ続きそうです。この御題は今回で終了ですが、また悪い虫が出てきたらご報告いたします。