どろろ

手塚治氏の作品です。白黒テレビの時代にアニメ放送していました。今、カラーで少しキャラクターをいじって放送中です。ストーリーの骨格は一緒ですが、演出は味付けが違っていて楽しめます。

第何話でしたか「赤い花」というタイトルの回があります。サブキャラの女の子が戦乱に巻き込まれ亡くなってしまいます。その子がいつも口ずさんでいた歌「赤い花摘んであの人にあげよ…」というものですが、メロディーはとてもきれいなのに泣けました。海外の方々もずいぶん泣いていらしたようです。亡くなる場面は衝撃的でした。子供向けの演出ではないのは確かです。大人が十分に鑑賞できる作品になっていてすばらしいです。リバイバル作品でも演出ひとつで生まれ変わりますね。それを支えているのはもちろん原作のもつ力ですが。

                                          あっしー