私が育った町 苫小牧市

 小6の5月という中途半端な時期に苫小牧市に引っ越しました。また和式の汲み取りトイレに逆戻りです。お風呂はついていましたがストーブに石炭や薪といった燃料を燃やして沸かすお風呂でした。これが結構大変で、燃料や燃えカス運びは子供達の日課だったのです。苫小牧市は積雪が少ないため、冬の体育の授業はスケートでした。今までスキーだけだったので、初めて滑ったスケートは面白かった印象が残っています。特に苫小牧市はアイスホッケーの盛んな地でした(王子製紙があります)ので、私達を含め子供の多くは、冬になると凍った地面でアイスホッケーの道具であるステッキを持ってパックを追いかけたものです。中学校に進学して生徒会活動などに勤しんだのもこの時期です。その後は以前綴ったように、高校受験期の夏に家族の下を離れ、江別市に住む叔母の所にお世話になり、中学校を転校して札幌の高校を目指しました。苫小牧市での生活は自分にとって大きな転機でした。余談ですが次男が中1の時のクラスメートに、2年後『帰ってこいよ』を大ヒットさせた松村和子さんがいます。弟に年賀状が来てました。To be continued.