セブンイレブンが沖縄に進出し、全都道府県への出店を果たしました。『全国制覇』とは少々大袈裟ですが、最近人口の少ない青森県や高知県などにも出店し、遂に沖縄にも上陸したことはドミナント戦略を取る中では快挙だと思います。3年前にカリスマであった鈴木氏が社長を退き、その後の展開が不安視されましたが、先日のセブンペイの失態を除き、それほど大きな波もなく順調に推移しているようです。本体であるイトーヨーカドーをはるかにしのぐ売り上げを達成した鈴木氏は86歳になった今も名誉顧問という立場で、直接経営に携わることはないのでしょうが、その健在ぶりに少なくない影響力があるのだと感じています。