我慢できない大人が増えた原因は最近の教育にあります。学校でも家庭でも嫌なことはしなくていいという風潮が強すぎます。給食も嫌いなものは無理して食べなくていいとなっています。とんでもない愚策だと感じます。大人になってもそれを甘受してくれる社会なら良いですが、現実は真逆のはずです。仕事は嫌なものです。嫌なこともしなければなりません。自分の子供を育てたり教育するのも同様です。嫌なこと、嫌いなことからすぐ逃げる。このような我慢できない癖をつけてどうなるのでしょうか。幼児虐待に無差別殺人、放火事件といった昨今の利己的な事件、また社会的弱者を平気でだます詐欺事件、特に台風被害の千葉県で多発したブルーシート詐欺などは絶対許せません。このような悲惨かつ我儘な事件に「我慢」できない大人たちが垣間見えるのは私だけでしょうか。抜本的な教育改革を望みます。