昨日は千葉県公立入試でした。中学入試から大学入試まで10月から3月までエンドレスで続きますが、皆さんは『入試』をどのように考えますか?私も若輩のころは拙い自分の経験と照らし合わせた未熟な指導しかできなかったのですが、歳を重ねそれなりに俯瞰できるようになり、今は一つ『関門』と捉えています。しかし当事者や経験不足な指導者はとかく最終ゴール的な捉え方となります。そうなると当人は終了と同時に燃え尽きてしまい、しばらくは次のゴールへのスタートをいつまでも切ることができなくなり、その結果より大きな目標を逸することになります。私もこのことに気づくのに時間がかかりました。目前の成功に囚われ目が曇るのです。生徒の長い将来を考えた不可欠な指導の一つが『入試』なのです。