諸外国から『感染スポット』と揶揄されているクルーズ船から、陰性の方々が下船しました。しかし停泊して14日間で乗客の4人に1人が感染したことをどう考えているのでしょう。この感染源であるクルーズからの安易な下船を批判している国も少なくありません。陰性であっても下船前に最終確認はすべきだったと思います。実際下船者から発症者が出てしまいましたから。クルーズ船での感染者を除いても、今や我が国は中国、韓国に次いで感染者が多い国です。水際対策に不備があったと指摘する国も多く、世界的な国別感染者数を見ると、このことは否定できないはずです。現場の方のご尽力には本当に頭が下がりますし、危険を冒してよくやっていただいていますが、問題はトップの姿勢と決断力ではないでしょうか。政府高官などが現場に行く事もなく、あまりにも担当者任せのような気がしてなりません。感染が早期におさまることを祈ってやみません。