少し私の話というか、
経験を紹介します。
自分の話ばかりしているようで
少し気が引けますが
ブログってそれでいい
・・・んですよね?多分。
私は、英語を話せます。
外国人との英語でのコミュニケーションで
困ることはありません。
「出た、自慢。」
「うるさい。」
・・・失礼しました。
いやしかし、自慢がしたいのではなく
どうやって英語を話せるようになったか
を少し紹介しようと思ったのです。
ちなみに、海外留学はしていません。
髙橋の実家は決して裕福ではありませんでした。
学費も全額奨学金を借りて
生活費の仕送りもなし。
すべて自分のアルバイトで
なんとかしていました。
まぁ、苦学生ってやつですね。
読んで字の如し、
本当に苦しいんですよ、苦学生。
そこまで苦しんで、
「大学で何も学ばなかった」
なんて、絶対イヤでした。
もう一度
甲子園を目指すために
絶対教員になろう
と考えていました。
でも、不思議で仕方なかったんです。
英語の先生
英語話せないじゃん問題
多少は話せるのでしょうが、
決してペラペラではなく。
実際に、教育実習に行ったときの
担当の先生も
「英語を話せない英語教師」
でした。
ご本人もそれを大変気にしていました。
だから生徒の前では
バレないように
できる限り長い英文は
読まないのだとか。
ALTの先生にもお願いして、
授業中の教師同士の会話は
極力減らすのだとか。
「そんなんでいいんですか?」
本心からそう思ったので、
思い切って聞いてみました。
すると、
「そりゃ話せるようになりたいけど
教員にはそのスキルを身につける
時間がない」
とのことでした。
「だから学生時代に
絶対身につけておくべきスキルだ」
とも言われました。
大変お世話になっておいて
こんなことを言うのも
アレですが
「ちょっと待て」
でした。
ここで1つ気がついたことがあります。
例えば、
・天気の主語は必ずit
・命令文には主語がない
・現在完了はhave + 過去分詞
そう教えるのが
当たり前になっていて、
確かにそこに英語話者としての
スキルは必要ない
でもね先生。
「なんで?」って聞かれたらどうするのよ。
なんで天気はitなの?
なんで命令文は主語ないの?
なんで現在完了は・・・・
誰だって最初は思います。
でも、その思考を塞ぐように
「とにかく覚えろ」
「気にするな」
「それはテストには出ない」
とかなんとか言って
逃げるんですよね。
本当は
「やべー知らない質問きたよ、」
「なんて返そう・・・」
「知らないなんて言えないし・・・」
って感じですよね。
あ、このブログを読んでくれている皆さん。
ぜひ英語の先生に聞いてみてください。
本物かどうかわかりますよ。
それを答えられることが
いい先生の条件
というわけではないですが
圧倒的に準備不足で
教壇に立っていることは
事実です。
そんな教育実習を終え、
絶対英語を話せるようになろう
と決めた大学生髙橋。
しかし、どうすればいいのか
サッパリわかりませんでした。
そして、ゼミの先生に聞いてみたんです。
「どうすればいいでしょうか?」
アホですよね、答えを求めたんです。
でも、仏のような心を持った
そのゼミの先生はこう答えました。
「とにかく使わないことには始まらない。」
「今は拙くても、とにかく使うこと。」
「恥ずかしがっていたら、ずっと今のまま。」
「英語を話せる環境は、実はどこにだってある。」
「はぁ。」
正直、実感わかなかったです。
とりあえず得たヒントは
「英語を使え」
ということ。
いやでも、恥ずかしいじゃないっすか。
わらわれたらどうしましょ。
プライドの高い大学生髙橋は、
趣味?になぞらえて
特訓をすることにしました。
椅子に座って英語の猛勉強
これが直接的には意味がないことは
よくわかっていました。
それでできるようになるなら
ほとんどの大人が
英語を話せるはず。
でも現実はそうじゃない。
ってことはそれじゃダメだと。
とりあえず、
当時の髙橋のブームは
エマ・ワトソンでした。
ハリーポッターの
ハーマイオニー・グレンジャーです。
彼女が何を言っているのか
テロップでも吹き替えでもなく
彼女の声で理解したかったんです。
で、賢者の石から死の秘宝2まで
彼女のセリフをすべて書き出して
意味のわからない単語などは
一時停止を押して
調べてから次へ。
そんなことを繰り返しました。
すごそうに聞こえるでしょ?
いや、1週間くらいでしたよ。
そんなにすごくない。
よし、とりあえずハーマイオニーが
何を言っているのかはわかった。
「訳ぜんぜん違うじゃん!」
なんてツッコミを入れたりしながら、
割とすぐに終わりました。
で、次の週。
新たな方法を探しているときに、
今までまったく気にしていなかったものが
猛烈に気になりだします。
髙橋の学科は
「英語英米文学科」
まぁ、英語の学科です。
そこにはですね。
留学生がたくさんいるのです。
そのなかで、
ハーマイオニーに激似の
超絶美人のイギリス人を
見つけてしまったのです。
どうしても彼女と会話がしたい髙橋は
「とりあえず話しかけてみよう」
と、人生初のナンパ?を決意。
わらわれるかもしれない
とは思いましたが、
そんなこと言ってられっか。
そして話しかけてみると
私の拙い英語を
一生懸命理解しようと
してくれるじゃないですか!!
神か
そんなふうに思って、
どんどん仲良くなりました。
「もっと話したい!」と思い、
髙橋は外国人が集まるという
怪しいバーに通いました。
しかし、髙橋は一滴もお酒を飲めない
下戸中の下戸。
お酒で仲良くなることはできないので
とりあえずダーツを覚えました。
01やらクリケットやらを繰り返すうちに、
外国人の友人もでき、
英語を使う環境をGET。
たくさん練習して、
少しずつ英語を話せるようになりました。
で、ある時、憧れの彼女に
聞いてみたんです。
なんであんなに、つたない英語を
理解しようとしてくれたのか。
すると、こう答えました。
「私だけじゃなくて、
たぶん誰でもそうするわよ。」
「ショウも私の日本語を
理解しようと何度も聞いてきたじゃない」
なるほど。
確かに、外国人から
意味のわからない日本語で話しかけられても
笑ったりしませんよね。
助けてあげたいくらいに思います。
ほほう、そういうことか。
それを聞いて、
英語を話す恐怖が全くなくなりました。
たくさん使ううちに、
「海外留学しなくても
英語は話せるようになる」
と自信を持って言えるようになりました。
繰り返しますが、
私は海外留学をしたことがありません。
というか、行ったことすらありません。
パスポートが何色なのか知りません。
ちなみに、私の妻とは大学で知り合ったのですが、
彼女はイギリスやカナダなどに
留学を繰り返していました。
いやー、うらやましい。
でもお金をかけずとも
同じ能力は手に入れることができたんです。
英語を話せるようになったことで
いままで勉強してきた英語の文法に
「なぜそうなるのか」
という説明がつくようになりました。
だからhave+過去分詞なのか、と。
今ではたぶん、
説明できない英文法はほとんどないと思います。
下手に話すとウンチクみたいになるので
授業ですべて話すわけではありませんが、
それでも覚えやすくなると感じた文法については
授業で伝えています。
しかし私が本当に伝えたいのは
「本気になれば、割となんでもできる」
ということ。
だから難しいのは
「本気になる」ということ。
これは自分自身でも
どうにもできないことが多いです。
だから自分が「本気」になれる環境に
自分を投入するしかありません。
自分の子供を「本気」にさせたければ
「本気」になれる環境に
入れてあげるしかありません。
目的は様々。
・志望校に合格したい
・成績を上げたい
などいろいろあるとは思いますが
なんにでも「本気」にならなければ
成果はでませんよ。
NPSは、まず先生が「本気」です。
朝5時から特訓をする塾なんて
聞いたことないですよね。
本当にやっているんです。
テスト当日に。
しかも強制参加にしているわけでもないのに
生徒がみんな自分から「行きたい」といって
親にお願いするんです。
そして自分で起きて、
朝5時に来るんです。
そんな「本気」のメンバーが揃ったNPSを
・本当にそうなのか知りたい
・今すぐに仲間に入れてほしい
大歓迎です。
校舎によっては定員となっている学年もありますので、
まずは一度お近くの校舎へご連絡ください。
NPS神栖スクール
髙橋将
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