当社は3月が新年度ですが、2月になると社員が退職希望を告げてきます。起業して社長となって以来、少なくない社員から退職届を提出されました。理由は様々ですが本当のことを語る人は少ないです。それなりに会社や私に色々と不満があるのでしょう。若い人なら前途があるのでまだ理解できますが、40歳を過ぎて退職する社員には何を考えているのか理解に苦しみます。この年齢での転職は相当厳しいのが現実です。でも当人には何とかなるという考えがあるのでしょう。若い世代とは異なり高齢での中途入社は高いハードルがあるのがわが国の実情です。もう正社員にはなかなかなれません。「青い鳥症候群」ではないでしょうが、我慢ができないのだと思います。独り身ならまだしも、家族がいる社員にはおもわず嘆息してしまいます。わが国は労働者には決して優しくない国だということを理解した方がいいのに…。