あの日から9年

このブログが始まってから、結構な頻度で、このタイミングでブログの順番が回ってきている気がします。

震災から9年経ちました。あの日のことをいろいろ思い出しています。

 

私は仙台に友人がいまして、何度かその頃のことを聞きました。やっぱり、いろいろなことに対する考え方、捉え方も変わった、と言っていました。その友人は、ご家族、友人等みんなご無事だったそうですが、東北の人たちは、知っている方、ご親戚への被害、失った物との距離が、東北以外の人たちとは全然違うなとその度に感じます。

 

先日、防災関連のセミナー、研修に参加した方からお話を聞く機会がありました。

大きな震災は今後絶対に起こる。そして、そのときに死んでしまったらもうどうしようも無い。けれど、万が一、生き残ってしまったら。その後が一番大事。何とかして生き残ったとしても、すぐに救助、救援が来るわけではなく、大体3日間くらいはなんとかして自分達だけで生き延びなければならない。そのためのしっかりとして準備と覚悟が必要、というお話でした。「どうせ死んじゃったら終わりだし、いつ大きな災害が起こるか考えていても仕方ない。そのときになったら考えればいいし、きっと何とか出来る」なんて思っている人間が一番回りに迷惑をかけると。自分はそうならないように気をつけようと思いました。

 

水や、非常用の食品類は常に準備しておくようにしていますが…保存期限大丈夫だったかな。帰って確認しよう。この日をきっかけに、襟を正すつもりでまた確認、準備しておこうと思います。

 

東金 坂上