中高生の時に読んだ本8

遠藤周作(えんどうしゅうさく)

 

中学2年生の時「沈黙」を読んでファンになりました。日本で迫害に合いながらも布教活動をする宣教師の物語です。何が沈黙かと言うと、どんなに苦しく絶望的な状況になっても神を信じていれば救ってくれる…そんな宣教師達の気持ちに神は沈黙を守り続ける。この世に神はいるのか?という疑問。神は人間をどのように救ってくれるのかという疑問にズバッと答えてくれた1冊と感じました。その後、様々な本を読み進めていくと、神の救済について直接的な方法以外に様々なものがあると考えられていることも知りました。でも当時の自分にとってやっぱりそうだよねという印象を強く残した1冊です。

大山