勉強しなければならないという『正論』の正しさを力説しても、発展途上の子供達にとっては詮無きことなので、まずはその大変なことと向き合っている子供達に『共感』してあげます。「本当に勉強は大変だよね。やりたくないよね。先生も大嫌いで逃げたくて仕方なかったよ」「宿題や覚える事が多くて大変だよね。自分の時間もなくなっちゃうよね」「ゲームをしていてそろそろ勉強しようと思っていたら、お母さんに『いつまでゲームしているの、早く勉強しなさい』と言われて頭に来てやる気がなくなったことない?」など子供達の目線まで下りて、まず相手の理解者であることを伝えたうえで、「でも勉強は嫌だけど、やらなければ困るのは自分だよね」「成績が悪くて一番嫌な思いをするのは誰かは分かっているよね」など子供達が問題意識の核心から逃げずに、自ら取り組むようにもっていきます。そして「先生も応援するから、今より少しでもいいから努力してみようよ」「10分でいいから勉強時間を増やしてみようよ。それだけでもきっと変わるはずだよ」などそう高くないハードルを提示して、モチベーションを上げていきます。子供達の性格や成績等により、投げかける言葉は千差万別ですが、基本は『共感』から入ります。すると子供達は…。To be continued.