子供達は大人に比べて対人関係の経験も少なく、また社会悪にそれほど染まっていないため、純粋で純真な部分が多く残っているので、『共感』に対して素直に反応してくれます。しかし大人は少々違います。性格や年齢、社会経験の多寡など様々な要因がありますが、純粋ではなく濁りがあります。その結果、『共感』に対しても疑心感や猜疑心を持って捉えたり、否定や拒否感を抱いて応じてくれない人が少なくありません。要するに素直ではないということです。自分の殻を持ち、そこから出てこないのです。これを破って相手を変えることは至難の業です。サラリーマン時代は後輩や部下、起業してからは社員を指導してきましたが、残念ながら望むような結果を出せていません。人は保守的ですからなかなか自分を変えることは容易ではないことは、自分もそうですから理解できます。しかし、現状を打破しなければならない時に、自分を変えずに転職するなど環境を変える人のなんと多いことか。他に原因を求め、自らはそのままで変えようとしない。これでは事態が好転するはずがないと思いますが…。To be continued.