自分を変えることのできない人は社会で認められるはずもなく、結果的にその中から「引きこもり」「フリーター」となる人が多々出ています。また自分の将来に悲観して自殺に走る人も何と多いことか。それぞれに理由はあるのでしょうが、決して『正論』ではないはずです。批判を恐れずに言うと『現実逃避』です。そう綴ると「私の気持ちも分からないくせに…」「何も状況を知らないくせに」などと言われそうですが、ほとんどの場合その原因の発端の多くが自分にあることを忘れています。自分の努力不足の結果が今の状況を作り出していることを棚に上げています。これは学校や家庭教育、社会全体の躾や道徳観の欠如などに理由を求めることをできるかもしれませんが、あくまで自分自身ではないでしょうか。生後2年未満で栄養不足で亡くなる子供達の多い極貧の国や、内戦等の戦禍に見舞われて自宅を失った難民で溢れている国等では生きることで精一杯で、『現実逃避』のような心の余裕はあるはずもありません。また戦後の貧しい時代の日本も同様で「引きこもり」「フリーター」「自殺」などが生じていたでしょうか?厳しい意見で申し訳ないのですが、一種の『贅沢病』だと思います。しかし我が国の大きな『社会問題』ですから、抜本的な教育改革を期待します。この辺で『正論』はいったん幕引きとします。